『生きるため、
食べるため、
見栄のため、
金が要る、』
根本的なところで、
あたしのなかでは
納得が
できなくて
「こんなにも
世界は汚れているのか」
と
感じるばかり
うんざりした
気付けば手持ち無沙汰で
とぼとぼと 歩くしかなくて
綺麗なシャツは泥まみれ
整えた髪は汗ばんで
お気に入りの化粧も取れかかり
瞳から
黒い黒い
雫が落ちた
これでいいのか
ちがう
こんなはずじゃなかった
知らぬうちに
あたまのなかで
なんにんものひとが住み着いていて
おとなたちの言葉は残酷すぎて
生きる意味すら奪った
野たれ死んでもいい、と
覚悟したのに
ある日の
ある人の
思い出したことがあって
その言葉の意味を考えた
『活かすため、
与えるため、
感じるため、
尽くすため、』
理解するために
ここまで堕ちたのか
手持ち無沙汰だからこそ
理解出来たのか
わからないけれど。
たぶんそれが
あたしだけの答なんだと、
やっと わかった。
食べるため、
見栄のため、
金が要る、』
根本的なところで、
あたしのなかでは
納得が
できなくて
「こんなにも
世界は汚れているのか」
と
感じるばかり
うんざりした
気付けば手持ち無沙汰で
とぼとぼと 歩くしかなくて
綺麗なシャツは泥まみれ
整えた髪は汗ばんで
お気に入りの化粧も取れかかり
瞳から
黒い黒い
雫が落ちた
これでいいのか
ちがう
こんなはずじゃなかった
知らぬうちに
あたまのなかで
なんにんものひとが住み着いていて
おとなたちの言葉は残酷すぎて
生きる意味すら奪った
野たれ死んでもいい、と
覚悟したのに
ある日の
ある人の
思い出したことがあって
その言葉の意味を考えた
『活かすため、
与えるため、
感じるため、
尽くすため、』
理解するために
ここまで堕ちたのか
手持ち無沙汰だからこそ
理解出来たのか
わからないけれど。
たぶんそれが
あたしだけの答なんだと、
やっと わかった。
この家は嫌だ
味方のフリする敵ばかり
外に出ても一人ならいっそ
独りでいい。
私の認める他なんて
誰も何も
要らない
見ないで近寄らないで触んないで話し掛けないで。
私が許すのは
私が行く場所だけ。
全ては自分で決まるなら
私の総ては私が決めるの
居場所は
ひとつだけ。
あたしの欲しいもの
何もかも持ってるくせに
ひょっこり現れる奴なんかに
あたしが必死になって
やっと掴んだ居場所
奪われたくないわ。
本当の意味で
横取りなんてしたら
殺してやるから。
だって、
それは
わたしが
殺されることだから。
正当防衛でしょ?
ええ、えぇ。
惨めで結構よ。
これでギリギリなんだよ。
なんか文句あっか。
人の気も知れないような可愛子チャンは
着飾って、遊んで、棄てられて、
馬鹿やって死ねばいい。
大丈夫。
そんなこと言う、
あたしもいつかは死ぬんだから。
味方のフリする敵ばかり
外に出ても一人ならいっそ
独りでいい。
私の認める他なんて
誰も何も
要らない
見ないで近寄らないで触んないで話し掛けないで。
私が許すのは
私が行く場所だけ。
全ては自分で決まるなら
私の総ては私が決めるの
居場所は
ひとつだけ。
あたしの欲しいもの
何もかも持ってるくせに
ひょっこり現れる奴なんかに
あたしが必死になって
やっと掴んだ居場所
奪われたくないわ。
本当の意味で
横取りなんてしたら
殺してやるから。
だって、
それは
わたしが
殺されることだから。
正当防衛でしょ?
ええ、えぇ。
惨めで結構よ。
これでギリギリなんだよ。
なんか文句あっか。
人の気も知れないような可愛子チャンは
着飾って、遊んで、棄てられて、
馬鹿やって死ねばいい。
大丈夫。
そんなこと言う、
あたしもいつかは死ぬんだから。